2018.11.16
活かせば使える
佐藤賢太郎 

その1.空き家がある。トタンを貼ろうとするが錆だらけ、それに穴が開いているので直しています。

ペンキを塗る前の作業をしなければなりません。屋根に上がり、人が住めるように懸命に危ない仕事をしています。これが大変な作業です。屋根から落ちたらどうするのと人は言います。 

その2.捨てられる運命にあった挽臼を拾い、それをリメイクして使えるようにした。果たして粉を挽けるか実験していないが、蕎麦を挽いてみたいです。昔ながらの挽臼で作った粉は熱が出ないので、蕎麦は、きっと美味しいと思います。 

その3.弟が床屋をしていて、30年使った椅子を新しいものに取替えることになった。捨てるにはお金がかかり、私に引き取ってほしいという。重くて大きくて邪魔になっています。

私には置く場所がある。必要ないと思いましたが、仕方なく引き取りに行きました。そこで、仕事の合間に読書をする椅子に使ってみたら、きっと面白いだろうと思いました。

魅力ある生き方をみせなければ、外国人は来ません。里山アート展も工夫やアイデアが必要です。芸術性もさることながら、そういう楽しい発想が大切なのです。