2018.11.21
人間という動物を調べる
佐藤賢太郎

  私は少し体調を崩していた。テレビをつけると、どのチャンネルもカルロス、ゴーンの問題を取り上げていた。
 (原稿を書けるのも体調が少し良くなっているからです。) 

テレビは、その前に昆虫学者の番組を放映していた。彼は戦前生まれで変わっていた。チョウの道を調べ、その後なぜチョウは飛ぶのだろうかを調べる。チョウがどこを飛ぼうが、そんなのどうでもいいじゃないかと周りから言われる。

私は「発見する楽しさがあるし、人間とはどんな動物なのだろうかということに繋がるから面白い」のではないかと思う。

 周りの方は無理をしないようにとか、これ以上、手を拡げないようにというが、面白いから無理をしてまで、私はコスモ夢舞台を進展させている。 

お金がないから言えるのかもしれないが、ゴーン容疑者はお金の使い方が分かっていない。どう生きるべきかが解らないのではなかろうか。人間の歴史を学んでいないのかもしれない。いずれにしてもお金は人間を狂わせるようです。

だからこそ私は、身銭を切りながらも理想の夢舞台を作りたいと思う。