2020..
ワーキングホリデーⅠ週間
本並麻美

その中でやはり心に残るものは、人との出会いがあった場所でした。
また、昨年にNGOピースボートで世界一周したこともあり外国の人にもっと日本の魅力を伝えたいと思っています。
ふるさとワーキングホリデーをネット上で見つけてNPO法人コスモ夢舞台のことを知り農業と民宿が合わさっていることら外国人の受け入れが多いこと、また老後は田舎でゆっくりしたいなと考えていたこともあり、その際には自分で野菜を育てて食べる生活をしてみたいと思っていたこともあり、まさに理想的な場所でした。

初日に伺って驚いたことは、家の真ん中に薪ストーブがあること、お風呂も薪で沸かしていること、屋根にソーラーパネルがあることでした。
燃料にしている薪は、家のたて壊しなどの際にでた木材や道路整備などによって切られた木材であり、どちらも通常ならそのまま処理される木材ですがこちらで引き取って生活に使用しているとのことでした。
お互いにとっても良いECO生活だと感じました。

民宿にする予定の建物の清掃に行った際は、雨の日でも退屈しないように卓球台やビリヤード台が置かれた工夫がされていました。
学校などのいらなくなったものを引き取ってきたり、自分達でアートを混ぜながら修繕することでお金をかけずにきれいにしていくとのことでした。
いらなくなったものや今あるもので、自分達が工夫することでまた使用する。その姿勢がとても素晴らしいものだと感じました。

佐藤さんの仕事場へ行き、アートのお手伝いをさせていただいた際も使わなくなった石をいただいてさまざまな形の石と合わせて一つの作品にされていました。
それらを恩返しのためにさまざまな場所に寄贈する。その行為は佐藤さんの人とのつながりに感謝している想いからあるのだなと感じました。

佐藤さん夫婦の生活は色々なものを人からいただいており、それらはお二人が今まで積み上げてきた友人関係や農業民宿をするなかでさまざまな出会いがあり、支えられているんだと感じました。

今の時期は実際農業に触れることは少ないですが、それぞれの畑や田んぼにさまざまな種類の野菜などを育てていること、それらを上手く保存し冬でも自分達が作った食材で生活されていることがわかりました。

仕事以外にも生き方の姿勢や、朝5時から始まる勉強会などをして毎日勉強になることが多いです。残りの2週間も学びある日々にしたいです。

 
 百聞は一見に如かず