2008.8.13
座談会を終えて
佐藤賢太郎

EUジャパンフェスト日本委員会のおかげさまで、奥会津書房の編集によってコスモ夢舞台冊子を創刊することになった。そのための座談会が行われ、参加者はそれぞれ語っていただいた。皆さんと夢つくりをしてまいりましたこの13年間ですが、それを冊子にできるとことは私ばかりか皆様にも意義あることだと思っております。司会者の問い「仲間の存在はと」に、私は「名声やお金でない、宝であり財産であります」コスモ夢舞台は「人生における共同の作品つくりである」だと申し上げました。出来上がることがとても楽しみになりました。

 さてコスモ夢舞台を語るうち地域と一体になる、地域活性化にはということでFさんが地元の方が生産して農産物を売上するようにコスモ夢舞台がしなければならないと言っていました。私は会員の方が自由に発言するのはいいことだと思います。ただその発言に対して誰も口さしは致しませんでした。おそらく責任を取れない立場からだと思います。私は理想的にはそうだと思いますがFさんの意見には賛成しません。なぜなら最終的には私ができるかできないかであります。できないからであります。今だって手一杯です。

今の状態では村人の実現はほど遠いからです。しかし自由に理想は語ってもいいでしょう。だから次のように私は語れるのです。過疎の活性とはそこに住んでいる人間がまず元気であることだと思います。皆様も過疎活性の為にとは動けないでしょう。さしあたり自分のことで言えば、私が豊実に住んでいて元気であること、これが過疎の活性化に始まりであり、できるところであります。里山アート展を開催、体験学習受け入れ、そして皆さんとこうして会うこと。そうしたことで元気な存在でいることなのだと思います。このことはFさんにも私の考えを伝えます。Fさんは自分にはできない農業をしています、それと人間性を尊重しています。私はそれぞれ会員一人一人も同じ気持であります。