2008.07.28
和彩館夜話
森 紘一

 賢太郎さんの個展が増賀さんのギャラリーで開催された7月中旬の週末、体験学習の当番でつごう三日間、わたしも豊実に逗留した。その間、須賀川まで遠距離通勤する賢太郎さんとは連夜、よもやま話を楽しんだ。                   

この夏以降は、体験学習やコスモ夢舞台塾だけでなく、8月からはじまる賢太郎さんの講演やマキ子さんの執筆活動が話題となりそうだ。

賢太郎さんのこれまでの講演は、「コスモ夢舞台を語る−過疎に生きる−」や「アートと夢舞台を語る」、「コスモ夢舞台と地域再生」、「ギリシャ奮戦記」といったテーマが多かった。個展の別会場やグリーンツーリズムの大会会場、出版記念報告会では、体験にもとづいた実感や提案は、それぞれに好評であった。

8月7日の新潟県私立中・高等学校事務研修会では、タイトル「夢に生きる」サブタイトルコスモ夢舞台つくりと題して50人前後の現役教育関係者を前に講演される予定だという。

さらに、10月27日は地元の福祉協議会の要請で「夢に生きる(仮題)」を語ることになり、構想もほぼ固まったとお聞きした。阿賀町の行政関係者が大勢出席される予定だという。この二例は、我われも大いに関心を持つところであると同時に、ふくろう会とコスモ夢舞台にとっても大変意義深い出来事であるといえるようだ。

   新潟日報の朝刊(火曜日)下越版「かざぐるま」というコラムに、5週連続でマキ子さんのエッセイが間もなくはじまるそうである。 束の間、拝見した執筆依頼書によると‘豊実に居を構えた経緯’‘町内外の人々との交流’‘地域で暮らす日々について’の感想をお寄せくださいとあった。
   マキ子さんの“内助の功”が公にされることは、我われの喜びでもある。またひとつ、楽しみの輪が大きくなってきた。

HP上の新シリーズ「和彩館の存在-1」を読みながら、ついこの間のよもやま話を思わず反芻してしまった次第です。(終)