2006.5.13日
連休中の作業日誌
森 紘一

 54日(木)晴れ

 クルマの渋滞を心配しながら、10時半に愚妻と家を出た。首都高を抜けるまでと東北道の宇都宮過ぎまで47キロ程度の断続的な渋滞が続いた。それでも、午後4時前に豊実に着くことができた。前後して、郡山の大島さんも到着した。ちょうど、前半組の海江田さんご夫妻、高田さんたちと入れ替えになった。
 賢太郎さんは里山アート展会場脇の用水路にいた。水原(すいばら)町からゲスト参加の小林さんがユニックを巧みに操っていた。はたして、山から引いた湧き水で、蛍の里はよみがえるだろうか。手前の田圃では、藤野さんが耕運機で水田を整備していた。
 
「石夢工房」も変身中だった。広場側の壁面からは大きく下屋が張り出し、右手の収納小屋も屋根がかさ上げされて母屋にうまく組み込まれていた。コスモ夢舞台の建物では、その高さと大きさで群を抜く堂々たる容姿となっていた。例によって、大野さんの指揮の下で桐山さん、大塚さん、御沓さん、時崎さんが汗を流していた。

 55日(金)晴れ

 
昼前に豊実入りした渡辺美紀さんが、新兵器の石釜で早々に焼き上げたナンやピザが主役のランチタイムは賑やかだった。幹事長も昼過ぎには到着した。「滔々亭」の囲炉裏端には、時おり「和彩館」のお客様も顔を出し、一様に大きな石釜を見て驚いていた。石釜で焼いたパンを求めて、「和彩館」を訪れるお客様がふえることは間違いなさそうだ。
 遠藤さんと加藤さんの三人で、「石夢工房」の道路側の下見を張り終わった。三角屋根に沿ってアルミの出窓を板張りで囲みこむと、北欧の山小屋風でなかなかの外見となった。


 56日(土)晴れ後曇り

 朝食時には、鈴木さんが再び愛車で到着していた。3日の‘お琴と尺八の演奏会’も高評だったようだ。今回は、一転して建設作業への積極的な参加だった。「石夢工房」に張り出した下屋のトタン張りは、クレーン車で吊り上げなければとてもできない芸当だった。好天が続いたことも幸いだった。その頃、「石夢工房」横でも、同時並行で風呂場つくりが、小林さんたちの手で着々と進んでいた。いつの間にか、積み上げられた大谷石の上にボイラーが据えられ、ボンボンと火が焚かれていた。上から眺めながらも、今夜、まさかその恩恵に浴するとはができるとは予想もできなかった。

  57日(日)雨

 朝からの雨は、時おり小休止するものの終日降りやまなかった。
 昨夜、約束して別れた西会津の佐藤時雄さんも早朝作業に元気な顔で参加した。トタンは滑るので下見張りは諦め、室内作業となった。2階の床張りは、その分はかどって完了した。
 雨の中、賢太郎さんと古山さんは、新たな水源パイプを埋設してボイラーと浴槽を繋ぐ水道栓を取り付けていた。これで、どうやら7月完成のメドが立った。何かと話題の多い、大収穫の連休作業だった。皆さんご苦労さまでした