佐藤さんの『縄文の風1』をメールで読み、最後に「皆さんもどうぞ語ってください。」と書かれていました。それに応えてメールを送った方がいると聞きましたので、私も語りたくなりメールを送ったところ一足お先に会員に読んでもらうこととなりまました。
縄文人に想いをはせる佐藤さんの夢に魅力を感じます。それはアイヌの人々に通じるし、坂の上田村麻呂と戦ったアテルイに通じ、中央の権力に抗して歴史から外された豊潤な文化への志向を感じます。それは、仏教伝来についても然りです。中央の華やかさに抗して、奥阿賀野にこそ本物があるんだぞと言いたくなります。
結局、私がふくろう会でやっているのは、その辺に佐藤さんとの接点があるんだなと感じました。 聞くところによると佐藤さんに限らず他の方々も結構縄文に関心を持たれ、多数本を読んでいるとのことです。素晴らしいことですね。それぞれの縄文への想いを募らせて夢を共有していけるなんて。今度皆さんと会った時に、いろいろとお話を聞かせて欲しいと思っています。
実はたまたま私の義弟が最近、『埋もれた楽器』―音楽考古学の現場から―という本を出し、そこに縄文時代の楽器について書いています。そんな彼ともリンクしていけたらいいなと思っています。夢は広がりますね。
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