2010.09.09
にいがた自治体研究所
佐藤賢太郎

先般、縄文匠の会の皆さんが来訪されました。そのなかに、にいがた自治体研究所の福島富さんという方がいて、過疎における私たちの取り組みに関心をもたれたようで、機関紙「にいがたの暮らしと自治」に掲載したいということになり、原稿の校正をお願いされました。 

地域産業めぐり(21)「コスモ夢舞台」を展開されている佐藤賢太郎氏を訪ねるというタイトルです。

縄文匠の会の皆様がお出でになったとき、珍しくも縄文シンポジウムの冊子を3冊セットで多くの方がお求めになりました。その内容が素晴らしいと再度言っていただきました。近年こんなことはめったにないことなので、テープ起こしをしてくれた御沓さんに報告しました。

機関紙の原稿の内容は、佐藤賢太郎さんの創作の原点は縄文文化です。とありました。
   第一回シンポジウムで私の語ったことが抜粋されていました。小見出しに「本モノを求めて、山村と都会の交流が大切になっている」とありました。

   そして紹介として「コスモ夢舞台にどうして多くの方が集まるのか。それに対して佐藤さんの友人は、豊実では自然のままに本モノを食べ、見ることが出来る。さらに受け入れの間口が広い。自然の中にアートがあり、農業も出来、古代米を食べる。

   縄文時代には上下社会はなく、それぞれが輝いていた社会であったように、ここではみんな輝いている」とあった。更に核心として、高齢化の中で都会の人の力も必要である。そこにコスモ夢舞台のコンセプトがある、という内容が盛り込まれていた。

アート作家だけではなく、こうして関心を示してくださる方に出会うことがふえた今日この頃である。近く、大学生も参加の予定がある。これからいよいよ、社会性を帯びた面白い展開がはじまりそうです。