2007.03.23
3回縄文の風シンポジウム冊子・発行
御沓 一敏

冬に自宅でやる作業の一つとして、「縄文の風シンポジウム」のテープ起こしがある。シンポジウムも3年は続けようということではじめたのだから、何としても形に残したいという思いがあった。

やっと、原稿が出来上がり、企画、司会・進行役の佐藤さんとパネラーの森幸彦さんへお送りする。
 特に、森幸彦さんには、パネルや映像を使った部分はそのままだと読者には理解できないだろうということで念入りに校正していただいた。
 さらに、「ギリシャからの手紙」で大変お世話になった奥会津書房の遠藤編集長には見開ページの作り方まで教えていただいた。お蔭様で3回目にして、やっと本らしい形が整った。

いよいよ、印刷である。前回、前々回と力を貸してくれた森幹事長と大塚さんがこの日を待ち構えていてくれた。
原稿までは何とか起こしても、仮に100部の印刷作業まで1人でやるとなれば、気の遠くなるような作業量である。ところが気心知れた仲間でやる作業はまさに朗働そのものであった。
かつて、ラガーマンよろしく、前へ前へと突き進む佐藤さんのこぼしたご飯粒は俺が拾うと言っていた森幹事長の言葉を思い出しながら、コスモ夢舞台はこうした人々に支えられ進化・発展しているのだとしみじみ思った。

決して、楽屋裏の汗の話をしたいわけではなく、ページ数にすれば33ページの小冊子ではあるが、こうしたいろいろな方のお世話になって出来上がっていることへの感謝と内容の濃いシンポジウムであったことを改めてお伝えしたかった。

また、運営協力カンパ代として、1冊500円(送料別)でお送りいたしますので、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。