2014.12.31
コスモ夢舞台を思う1
佐藤賢太郎 

私は『倫風』という冊子を毎月読んでいます。その内容は幅があり、学ぶところが多くあります。その冊子に「時代を読む」という誌面があります。ここにはさまざまな方が登場され、掲載されています。

『倫風』2015.2号に「北の国から」の脚本家倉本聰さんが書いている「本当に必要なものは何ですか?」がありました。倉本さんは環境保護や農の大切さ、自然との共生を訴え続けています。詳しくは冊子を読んでください。脚本「北の国から」は北海道の富良野での自分の体験がもとになっていると言っています。

(1)現代人にはないスピードを無視した生活 (2)捨てられた人参 (3)建物は自分たちでつくる(4)農業は運営費に (5)塾生が厳しさに耐えた (6)人類の生き方 (7)薪割 などの文字が目に入りました。

それはコスモ夢舞台の実践ではないでしょうか。ただコスモ夢舞台は有名ではありません。テレビで放映していません、そこが違うだけです。それに、和彩館では健康、無農薬野菜、教育もあります。倉本さんには、ドラマが放送されると感動したという内容の手紙がたくさん届いたそうです。そこで倉本さんは「若者よ、人間の原点に立ち戻れ」と言っております。 

私が言いたいことは、有名ではなくとも、すでに実践している人は全国で多くいるだろうということです。そして、時代が求めているのです。だからこそ私たち会員は、そのことにもっと価値を認めあってゆかねばと思います。そうでないと実践に意欲がなくなるのではないかと思います。

最後に倉本さんは描いていました「幸いなことに、この活動は今治市、北九州市、立川市に活動を広げている」とありました。この中にコスモ夢舞台は入っていませんでした。だからこそ、自分たちで解読することが大切ではないでしょうか。来年の講演会の内容にも取り上げます。