2015.01.07
介護に大切なこと
佐藤賢太郎 

私は年金を頂くようになってから介護保険料と言う名目で、月々年金から天引きされることになった。健康保険なら解るが、何も利用していないのに払っているのは何故? 今は40歳になると払っているそうですが、知らなかった。 

ところで、母は12月から介護度が5になり最高になった。つまり、自分のことを、自分でできなくなったということです。それに伴い、私たちの生活も変わってきました。朝起きるとまず母をおこし、下の世話から食事まで、いろいろと身の回りの世話をします。今は冬、夫婦二人で家にいるので、母の介護をできるが、春になったらそばにいられないことが多いので、どうしようかと思っていました。

介護認定が5に変わって、どのようなケアーを受けられるか解らなかったが、ケアーマネージャが丁寧に教えてくださいました。

玄関からデイサービスに行くために外に出ることもかなり時間がかかります。玄関の床から外にスロープを付けると車いすそのままで楽に出られます。そのスロープと、小型車いすをリースで借りられます。母が毎日さまざまなデイサービスを受けられること。リハビリパンツの支給の手配がある事などなど、リース代は全て1割負担で、本当に助かります。介護度が上がるということは、家族はもとよりそれだけいろんな方に手がかかることとなります。つまり、家族に対するサポートとして介護保険料を払っていることを実感しました。 

ところで介護は物理的な面のサポートだけではこと足りません。介護にはメンタル面の重要性を感じます。我が家では家族3人で5時から始まる勉強会、朝起会をしています。もちろん、そこで朝の誓いをします。私の後に母が声を出します。そして母も素朴な感謝の言葉を言います、母がしっかりしたことを言うと私たちは嬉しくなります。精神的に心の高まりを刺激し、感謝の言葉を出すからです。これは朝の勉強会がなければできないと思います。ここでも、心は体の設計図を感じます。