2011.12.23
EU・ジャパンフェスト日本委員会のレセプションに参加して
森 紘一

 昨夜(12/22)、地下鉄半蔵門駅に近いEU・ジャパンフェスト日本委員会のオフィスで開かれたレセプションは、出席された駐日フィンランド大使を囲んでシベリウスの『フィンランディア』の合唱ではじまるというというユニークな開幕だった。

フィンランドからやって来たという本物のサンタクロースが、被災地東北の子供たちにお土産を配るTVの映像をたまたま見たのは12月の初めだったろうか。あの時の大きなサンタと子供たちの笑顔が突然よみがえってきた。

シェフ姿の古木事務局長ご自身が腕をふるった料理の数々に、舌包みを打つ参加者の笑顔があふれて、会場はしだいに和やかな活気に包まれていった。いつもお世話になっている長谷川さん、箱田さん、松澤さん、佐伯さんはそれぞれ甲斐がいしいホステス役で、恐縮してしまう。今回は佐藤さんの上京がかなわず、会員3名が出席させていただいたお詫びとお礼を申し上げた。

NPO和歌山芸術文化支援協会の井上理事長や我孫子野外美術協会の江上会長とも杯を合わせることができた。お元気に活躍されている皆さんの目は、若々しく輝いて見える。   

志布志市のやっちく松山藩の初代藩主Mさん、世界俳句協会のI教授とKさんともつかの間コスモ夢舞台の話をさせていただくことができた。里山アート展の常連作家のひとりYさんも、熱心に皆さんとの交流を楽しんでいる様子だった。

ところで、EU・ジャパンフェスト日本委員会の支援で活動している団体や個人は果たしてどれだけの数になるのだろうか。さらに、こうして交流をさせていただける機会があることはありがたいことである。

すでに和歌山の井上さんと佐藤さんの間では、共通のテーマで活動の相互乗り入れをしてみよう、といった話も進んでいるようである。

たしかに、受益者同士が新たな企画やアイディアで横のつながりを深めることは相互の足腰強化策ともなりそうである。我われも来年以降の課題として、外部と連携できる具体例のいくつかを考えていきたいとおもう。