2013.02.09
原稿の御礼
佐藤賢太郎 

   1月8日大雪の日であった。第9回里山アート展冊子原稿を書いてくださった御礼にと奥会津書房の遠藤由美子さんと会うことにした。いつも素晴らしい原稿で魅力ある方です。それにしても意思の疎通がとれ会話はとても楽しいものです。外は大雪降りしきる天候でしたが私は免疫力アップしました。

   さて遠藤さんは福島県の教育長としてお忙しいのではないかと伺いましたところ、その職責を自ら一期4年で辞退されたそうです。普通の方はなかなかそのような立場になれないものと思います。その遠藤さんは私たちのコスモ夢舞台の第一回の冊子からご協力いただいていました。ですから私たちのコスモ夢舞台の変化はよく御存じの方です。

   郷里に帰ってまいりましてこのような方がいてくださることは私には嬉しいことでさります。私は申しました「年齢を重ねるごとに素晴らしい人とのつながりが、毎年多くなって広がっています。そして春の叙勲をいただいたこと、人生今が最高です、そしてガンになったからこそ、人に説得力が付いてきたようです。できれば私もガンになりたくないのですが、それだけのリスクを負いながら生きることで、得ることはたくさんあります、これが真実でないかと思います」そんなことも申しました。私は会津でも「ガン克服」の講演をしますと言いますと遠藤さんは必ず伺いますとのことであった。

  さて遠藤さんの言葉を掲載いたします。

「今日はいい日でした。いいお話を伺えて、ますますお元気になられる賢太郎さんにお目にかかれて、外は大雪でしたが、本当によい時間を賜りました。一時も立ち止まっておられない。
確実に前を見据えて、じっくりと時間をかけて必ず前に歩を進められる姿勢に、いつも自分を振り返りながら襟を正します。
御礼を申し上げるのは私のほうですのに、
あの貴重な玄米の大袋を見たときは、思わず胸がいっぱいになりました。「これを食べて元気でいてください」と、
賢太郎さんと奥様にとっては、とりわけ大切な、命そのものの玄米のはずです。あの田んぼで、自ら一年かけて丹精され、丁寧に収穫されたかけがえのない命を、このように惜しげもなく授けてくださったことに、申し上げる御礼の言葉がみつかりませんでした。
何も御礼が言えないまま、玄米の重さとお心の深さに、ただ頭を垂れるだけでした。ありがとうございました。大切に滋養にさせていただきます。
昨年お話をお聞きして以来、玄米を食べ始めたのですが、高価なことも知りました。コスモ夢舞台の活動を傍らから見つめている幸せな時間を長くいただきながら、
こうしてそれ以上のご厚情を賜りますこと、ただ感謝です。
これからのご活躍を、また楽しみにさせていただきます。
ギリシャ、行きたいですね。本当にありがとうございました。
遠藤 拝」