2018.01.16
早くも来年の計画
佐藤賢太郎

 連日、ハードな肉体労働の雪下ろしなどをしていますが、これも春に向けての体力つくりと思えば楽しいものです。何と言っても、気力、体力がコスモ夢舞台を進展させる活力です。

 コスモ夢舞台としては、2月3〜4日に雪かきボランティアの受け入れが待っています。村人にとっては、コスモ夢舞台が行う他のイベントより一番関心があるイベントがスコップ隊の来日です。

スコップ隊はたった1〜2日ですが、役立ちたいという方が来られることは村人には大変ありがたいことです。ともかく、大雪の年は助かるのです。私もスコップボランティアの前に、初めて雪かきを頼まれました。雪片づけを頼みたい家は多くなりそうです。

それはさておき、来年の夢計画をある方から持ちかけられました。

「あなたはウーフをして5年になるそうですが、それをベースにして国際交流ができませんか?」というのです。「泊まる所もあるし、やることもあるし、1〜2人ではなく、5〜9人外国人に呼びかけて、来て頂いたらどうですか?」「国際交流と言っても何をするかが問題です。具体的な内容は、アート(里山アート展の実績を踏まえ作品を作ること)、農業、食事の料理、それぞれの国の政治、経済、文化の違いを語り合うシンポジウム、森林整備等。これらを1週間かけ次々行い、実践をもとに討議をする。これを7月に行ったらどうか」というのである。

無論、日本人の希望者も参加します。私も企画に加わってやってみようと思います。大都会ではなく、この過疎地域で行うのです。 

それには、今から海外の方に呼びかけなければなりません。夢があるではありませんか。今年が始まったばかりですが、来年の計画構想がこうして過去の実績を生かして作り上げられています。何事も一期一会、人生はワンチャンス。そう思い、私は企画推進に参加しようと思っていますが、皆さんも参加してみませんか。外国の方に、どんな反響が出るか楽しみであります。

 最後に、ご報告しておきます。3月4日から9日まで台湾に行くことになりました。これも、33歳の男性ウーファーが昨年お出でになったからです。台湾では、彼が私を待っています。利口な方で、理解力があります。台湾語と英語ができますが、私には、彼の話す英語は一番分かりやすいです。そんな彼が、私たちのホテル代の初日分は持ちますというのです。

「あなたにあげるプレゼントは、何がいいですか?」と私がいうと「あなたが台湾に来ることがプレゼントです」と言います。

私は「来年の計画」を英文に直してくださいとお願いしました。英語が得意ではないが、こうして外国人と交流をしています。これも苦手を克服する楽しみがあります。

朝目覚めると、なぜか、あらゆることに万能なレオナルド・ダ・ヴィンチが思い浮びました。