2014.03.02
会員との繋がり
佐藤賢太郎 

2月26日、上京して会員の皆さんとの繋がりに思いを馳せました。

そもそも今回上京した理由は、大内さんの妹さんの勤めている幼稚園から彫刻依頼を受け、その現場の下見をすることでした。

幼稚園に伺う前に大内さん宅にお邪魔し、大内さんの描いている絵を見せていただきました。そして、この絵はいい感じがするが、この絵は感動しないと、私なりの感想を率直に申し上げました。「迷っていましたが、とても自信が持てました」と言います。大内さんの良さとはここだと思う。そして「あなたはなぜ、その会に作品を出そうとするのですか」との私の問いに「解りました、吹っ切れました」と言います。私を含めて人生の生き方は単純明快にしたいものです。そのことを通して、なぜ私がコスモ夢舞台をこのように推進しているのか、意思の疎通ができ、共通の会話ができたように思いました。 

また、「滔々亭」に宇宙の絵を描くことから荻原さんに宇宙の本を探していただきました。一冊二冊と送り届けてくださいますが、どんなに簡単に解説してあっても難しいと言いますと、小学生向けの本を探しましたと言います。私は荻原さんの尽力に感謝し、学習しなければなりません。勿論荻原さんにも勉強してもらいます。そして、里山アート展に出品していただこうと思います。ここで私たちは、共通する話題をもち得ました。

 さらに、『里山資本主義』という本を読んでくださいという森紘一さんの働きかけから、私たちが豊実でやっていることと同じであると認識し、今後のコスモ夢舞台のテーマにしようということになりました。アートの意義もそこで語り合えました。そして私が上京の際、EU・ジャパンフェスト日本委員会にお礼に行くと申しましたら、同行してくださいました。当然話し合う中で、コスモ夢舞台の在り方を確認しました。 

また、6月に郡山に住む大島さんが小さな美術館を開設するに当たり、入り口に案内碑を作っていただきたいとの依頼がありました。私はすぐさま、それをなし終えました。大島さんに小さな美術館開設にあたり、夢をかなえるということは、自分の立場を考え、人の心を繋げなければならないと申しました。ここでも人間対人間の繋がりを考える機会となりました。

 そして、古田さんの息子さんがコスモ夢舞台塾にとても感心深く興味をもたれました。そして熱心に語り合いました。 

さらに3月15日、いわき市の龍雲寺で、私も参加する座禅の会を鈴木隆雄さんが引率してくださいます。この時、宇宙の話を語り合えると思います。

   東京ブロック会の会場では一杯飲み食事をする予定がありました。私の健康のために柿酢と玄米おにぎりをもってきてくださった時崎庸二さんさん、特別なパンを作ってくださった渡辺美紀さん、お二人とも心がなければできない事であります。そこに人の心を感じ感謝しています。

最後になりましたが、ホームページ掲載に大きな役割を果たしてくださる御沓一敏さんにも感謝申し上げて終わります。

 もちろんそのほかにも、たくさんの会員とのそれぞれの個性に応じた繋がりがあってのコスモ夢舞台であります。

豊実はまだ雪がありますが、すでに芽吹いた猫柳のように、会員の皆さんとの交流に春の息吹を感じています。