2011.11.09
架け橋と人の繋がり
佐藤賢太郎

11月6日(日)西隆寺本堂の午前5時はまだ暗かった。私の隣に寝ていた古木さんも早朝出発のため起床。そして5時45分、夜遅くまで接待してくださった遠藤由美子さんとEU・ジャパンのスッタフの皆様が私たちを見送ってくださった。温もりの伝わる時を持てたことに感謝の言葉もありません。

さて、私は遠路和歌山からお出でになった井上節子さんに里山アート展をご覧いただくため、トラックの助手席に乗っていただき一路豊実に向かった。いつもはイベントの時に会い、ゆっくり話すことはなかった。今回はNPO法人としての運営などを含め、お互いにあれやこれや話しました。

井上節子さんは  NPO和歌山芸術文化支援協会の理事長をされていますが、EU・ジャパンフェスト日本委員会の紹介で知り合うことができました。すでに2回、豊実にお越しいただいています。その思いきりの良さ、行動力は素晴らしいものがあります。今回もわざわざ和歌山から三島の西隆寺に、そして豊実にお出でくださる行動力の人です。当然、井上さんなしにはNPO和歌山芸術文化支援協会は存在しないであろうと思う。何から何までこなしているそのご苦労は、私には手に取るように分かります。

井上さんたちは、将来に夢のある子供たちの人材育成に力を入れています。その井上さんたちに、コスモ夢舞台の活動を伝えてくださったのがEU・ジャパンフェスト日本委員会であります。

私たちはお互いEU・ジャパンフェスト日本委員会に支援をいただいて活動をしています。奥会津書房も同じようにEU・ジャパンフェスト日本委員会の支援によってコンサートを開催し、お会いする運びとなりました。

EU・ジャパンフェスト日本委員会はアートを通じ、国と国、人と人を結ぶ役割をはたしています。私たちは奥会津書房の遠藤さんを含め、EU・ジャパンとの縁によって知り合ったのですが、支援を受けている者同士がこんなに長く付き合うことは、そうはないものと思います。それは、お互いに共通の価値観をもっているということでしょう。

 そこで、例えばこの横のつながりを生かしてできることはないか、そんなことを井上さんに話しました。井上さんもNPO和歌山芸術文化支援協会とNPO法人コスモ夢舞台の共有するイベントをやりたいですね、と言ってくださいました。

そしてまた、コスモ夢舞台の冊子(今年は里山アート展としますが)にも価値を共有する方々に登場していただくこともできると思います。その結果、さらに素晴らしい冊子も出来上がります。

今まではEU・ジャパンフェスト日本の委員会とそれぞれのグループとの繋がりであったものが、自然と横の繋がりができてくるということです。