2008.07.17
変貌したネスパスを訪問
御沓 一敏

 過日、阿賀町の神田町長の元へ佐藤さんと一緒に行って、里山アート展のポスターをお届けした折、町長がおっしゃった。今年の4月からしかるべき人が館長になり、東京・表参道の新潟館・ネスパスも大分変わったので、一度訪ねてみてはどうですかと。

 数年前、訪ねたことはあるが、佐渡以外の情報は殆どなく、場所の割には使い切れてなくて勿体ないなと思った記憶があるので、俄かには信じられなかった。

 館長の後藤さんにお会いして、その思いは払拭された。理屈抜きに活気とセンスが瞬間に感じられた。役所関係の方では久しぶりにお会いするタイプである。
 当面、お願いしたいのは、里山アート展のポスターとポストカード、それに和彩館のパンフレットの展示である。こちらの用件を先ずは快く受け容れてくださった上で、ご自身の想定できる任期の範囲で作り上げたい構想についてお話してくださった。

 いま、都市部にある旅行会社が企画しているマス型の団体旅行が減少していることは、大方が認めるところである。これからは「着地型旅行」、つまり、旅の目的地(到着地)に所在する旅行会社が企画する旅へ移行するであろうし、ネスパスをその情報館にそして新潟をその聖地にしたいというものであった。
   
   アートや体験学習、農業を初めとしたコスモ夢舞台の活動についても、しっかりとお聴きくださった後、一度ご自身の目で観てみたいとおっしゃられた。また、ネスパスで開かれるイベントや研修会、ワークショップ等の情報を提供してくださるとのこと。今後は新潟と東京合わせた交流が期待できそうである。関東地域の皆様方、是非、ネスパスをお訪ねください。

 *「着地型旅行」についてはいろいろ情報が出ていますので検索してみてください。