2010.04.29
東京ブロック4月の例会から
森 紘一

4月27日(火) 

 間もなくGWだというのに気温も低く、うすら寒い雨の一日だった。しかし、東川口に集まった13名の表情は明るく、皆さん元気そのもの。まずは、ギリシャのツアーに参加した7名の思い出話がにぎやかにひろげられた。

 幹事長から、連休中の豊実のイベント参加者の確認があり、さらに5〜6月の体験学習のスケジュールについて説明があった。予想される交通渋滞を避けて、できるだけ効率よく電車とクルマを使い分けて、みんなで集結しようということになった。

 帰国直後、佐藤さんが制作に入ったという狐の嫁入りロードの作品を、早く見たいとの話が出た。桃源の湯の薪不足も、人出の増える連休中に何とかしたいね、と話題になった。体験学習についても、無理をせず、都合のつく範囲で参加していこうと合意ができあがった。

 一段落したところで、「佐藤賢太郎と行くギリシャツアー」の写真をまとめたテスト版CDとビデオのダイジェスト版のパソコン上映があった。全行程の撮影と貴重な記録の整理は、隆雄さんのご苦労の賜物である。本当にありがとうございました。

 今月は、Hさんがお友達のOさんを同伴された。東京ブロックの例会が単なる飲み会ではないことを、M座の劇団員Oさんは心地よく体感していただけただろうか。     

そういえば豊実の和彩館にも、農業希望者の若い女性が新潟から通いはじめたという。

コスモ夢舞台のさまざまな活動に関心をもたれることは、我われにとってはありがたいことである。と同時に、次の一歩にどう進んでいただけるか、我われの活動とどうかかわっていただけるかは大事なところである。持続可能な活動をモットーとするコスモ夢舞台にとっても、人材の確保や後継者の問題は次なる大きなテーマである。

 今回のギリシャツアーで、コスモ夢舞台の夢はさらに膨らんだ。アマリアーダ市の日ギ友好記念公園の創設や佐藤さんの名誉市民の話は、佐藤さん個人の問題ではなく国際親善そのものである。コスモ夢舞台は、ますます公益性の高い法人格を求められる団体として機能せざるを得ないのではないか、と考えるのはわたしだけではないようだ。

 例によって、棟梁の一本締めでお開きとなった。