2009.12.

2013.06.17
ウエラー・ザン・ウェル学会シンポジウム1
佐藤賢太郎

 6月15日・16日の二日間、第4回ウエラー・ザン・ウェル学会シンポジウムが横浜の県民共済みらいホールで開催され、私は出演者として参加いたしました。ガンを治すと言うより、人間の生き方を考える中身の濃いシンポジウムでした。

家内も同行しましたが、ガン患者でもないコスモ夢舞台会員の桐山さん、森紘一さん大塚さん渡辺さんも参加してくださいました。友に心より感謝いたします。

 医師だけの、命に関わる真面目で深刻なシンポジウムを2日間聞いていたら飽きてしまうでしょう。ところが役者ぞろいで、締めるところはしめ、飽きることがなかった。そのプロデュース、組み合せは素晴らしかった。

私は宣誓で「自分の命は自分で守れ。自分の未来は自分で築け。医師への依存、医師の支配。そんな関係から脱却しよう、、、」の一部を宣誓しました。

そのあと、川竹文夫理事長の『自立と利他の思想』と題する基調講演がありました。ガンを治す4段階を@無知、A依存、B自立、 C利他という三角形の図を描きながら説明されました。@無知とは、言うまでもなくガンにつて原因や治し方も何も知らない段階。A依存とは、医師に命を丸投げ、自分で治そうとしない段階。B自立とは、依存から脱却する段階。C利他とは、まさに人のために役立とうという段階。依存から脱却し、自立するところが難しい。人と言う字の意味は支え合うのでなく、自立という語源にあると学びました。

例えば東北大震災の折、ボランティアで駆けつける多くの若者がいた。あの人たちは、会社で全て優秀な人間かというとそうでもない。どうしてあのように動けるのかと、川竹文夫さんは問います。それは自己重要感があるからで、私も人に役立っているという自分の存在価値に目覚めると、あのように人間は進んで動ける。そして、喜びになるということでした。 

つまり、ガンを治し、よりよくなるためには、自立と利他心、人のために役立ことに喜びを感じる人間になることが大事なようです。

 次に特別公演として現役の医師、酒向猛さんは『奇跡の治療より、地道な努力が物を言う』と題して講演されました。ご自身医師として1400人の患者を執刀されてきたと言います。いかにも医師のような風貌、語り口の方でありました。

3大療法では進行がんは治らない、と明言されました。そして、ガンの原因が解らない医師がほとんどであると言い切っています。

 3番目のジャーナリスト船瀬俊介さん、『隠された事実を知って、命を守れ』と特別講演をされました。身振り手振りも大きく、役者のような方でした。私はこの方の著書を5冊も買ってしまいました。 

抗がん剤はもともと第2次世界大戦で人間を殺す化学兵器として使われた猛毒の薬であり、それが医療としてレッテルを変えただけ。当然人間の体にはよくない、そしてガンを促進させる作用がある。 ガンそのもので死亡するのではなく、8割が抗がん剤などの副作用で死亡すると明言されました。いかに知らないで命を丸投げしているかが分かります。

著書の一冊「わが身に危険が迫ってもこれだけは伝えたい」とサブタイトルの付いた【日本の真相】を読みました。

新聞やテレビなどマスコミが流す情報は嘘が隠されている。本当のことを言えないわけがある、ともおっしゃっていました。読んで驚くことばかりであります。真実を知らない、それで生きている私たちであります。お金のために真実に蓋をして、黙ってしまっているのが真相のようであります。