2018.04.08
「豊実の生活一週間目」
日本人ウーファー・N 

豊実に来てから約一週間が経ちました。
早速色々な作業をさせていただいています。

今週は主に「桃源の湯」の配管や「和彩館」入口の修理を手伝わせていただきました。時には一部を解体しながら、コスモ夢舞台の様々な施設が、ここに集まった人によって手作りされてきたことを実感しています。修理をすることがこんなに大変なのに、これを一から造り上げるとはどんなに大掛かりなことだろうと思います。修理も今回が初めてではなく、これまで何度も試行錯誤を重ねてきたのでしょう。

展示館にはたくさんの写真があり、賢太郎先生はひとつひとつ思い出を語ってくださいます。人口の少ない豊実ですが、これまでにたくさんの方がここを訪れ、コスモ夢舞台が作られてきたことにあらためて感動を覚えます。

奥様のお料理はとても美味しくて、毎日嬉しく頂いています。畑で採れた無農薬の美味しい野菜をよく頂きますが、そんな野菜を作るためには、猿に取られないよう電気柵を張ったり、落ち葉から肥料を作ったりなど、様々な手間が必要であることを学びました。

普段は完成品を利用するものでも、「作る」という部分に関わると、自分たちの生活がいかに多くの人やモノによって支えられているか分かります。私は手を動かすことが好きで、ここでは先生や奥様のサポートのもと、普段なかなか出来ないことを経験させていただき、毎日楽しく過ごしています。