2017.02.15
初めての「スコップ・ボランティア」で思うこと
佐藤賢太郎 

2月11、12日、遠くは愛知県、茨城、栃木、東京、埼玉、新潟県内からスコップ・ボランティアの皆さんが豊実に集まった。 

17名の皆さんは全て自費で、自前で除雪にお出でになった。誠に尊い方たちだと思う。しかし、ボランティアの皆さんが集まっても、受け入れができないと除雪活動はできないことがよく分かります。一人暮らしや老人宅で除雪に困っていても、断る場合もあります。それは、いろいろなことを考えて遠慮するからであります。

交流会のもてなしも、快く引き受けてくれる裏方があってこそ、ボランティアの方も満足します。これらのことを思うと、ボランティア活動の皆さんとそれを受け入れる地元の協力体制が揃って、実現可能なのだと思いました。

スコップ・ボランティアの来訪は、豊実地区に新しい風を少し流せたのではないかと思いました。

思えばコスモ夢舞台の会員は、20年にわたってボランティアのように豊実に通いました。第一、私たちにはボランティアなどという言葉はありませんでした。母は何かお礼をしなくてはと言っていましたが、私は「感動料で払っているからいい」と言っていました。勿論、母は理解できませんでした。

関連しますが、この度お出でになった貴重なボランティアの皆さんは、人の役に立ちたいという共通の価値観があります。

「私は得るものがあるから来ているのです」との言葉が印象的でした。 

コスモ夢舞台の活動は長きにわたって、地域に新しい価値観や理想を定着することを目指しています。僭越ながら、最後になぜ豊実に外国人やさまざまな方がお出でになるのか、考えて頂けたらありがたいと思います。