2007.06.12
あいづ工人祭り見学1

このところ頻繁に通ってくるIさんとMさんのお誘いを受けて、お隣の福島県会津・三島町で2日間行われている「あいづ工人祭り」なるものを見学した。

賢太郎さんは、お客さんが見えるということで残ったが、マキ子さんと愚妻と筆者はIさんのキャンピングカーに便乗した。3人ともキャンピングカーに乗るのははじめての体験で、ちょっとした観光旅行気分、特にマキ子さんは鼻歌交じりの大はしゃぎである。
後ろから出版記念パーティの時、フォークソングを披露してくれたSさんご夫妻の車がついて来る。

21年間続いている伝統的な行事で、出展者も見学客も全国から集まって来る。8時半頃着いたがすでに第2駐車場が満杯に近かった。
山葡萄やアケビ、藤などのツル類を使った「組み編み」のバッグや帽子、刃物、陶芸、染物、布、古材を使った木工品など多種多様の工芸品出展者のテントが立ち並ぶ。

女性のお目当ては何と言っても、「組み編み」のバッグのようで、特に山葡萄を使ったものはお値段も一桁違う。
見学者の中には、布を使って自分で手を加えた人、高くて買えないのでと言って自分で作る人など様々であるが、特に来ている女性のファッションがおもしろい。和服を仕立て直したものが多いが、オンリーワンの品々を着こなしてさりげなく競い合っている。
顔馴染みの人も多いのであろう、親しく挨拶を交わしたり、写真を撮り合ったりしている。

Iさんと筆者、男どもは木工品に吸い寄せられる。古材、古釘等が使われたアイディア満載の工芸品にIさん曰く「捨てるものは何もないんですねと」感心することしきり。出展者も秘密にすることもなく、質問すれば親切に手のうちを明かしてくれる。

芝生の広場では郷土料理を中心にした食べ物屋さんが並ぶ。飲酒運転厳禁なので女性陣だけがビールで喉を潤した。
21年は長すぎるが、いずれ、コスモ夢舞台にも多くの人が訪れるであろうことを夢見ながら美味しいものでお腹を満たして、会場を後にした。(御沓一敏)