2007.10.21
日々新たに

「里山アート展」開催中に行う関連行事の最初である「フォークソング・コンサート」が和彩館において開催された。
何時から何時まで、入場料いくらという従来の形ではなく、今回は、昼の食事をしていただきながら、バックで音楽が流れているという設定にした。

参加人数は約20名ということで、いつもと大きな違いはなかったが、お助けマンのFさんが、開始前にムラを一回りしてくれたお蔭で、久しぶりに地元の方が7人参加してくれた。
出演者は和彩館では2回目となるSさんグル-プ4名とIさん、Sさんグル-プの合同演奏である。

参加者も一緒に昔懐かしいフォークソングを歌いましょうということで、リーダー格のSさんより、全員参加型のコンサートであることが打ち出された。
食事をしながら聞かれるご夫婦、一所懸命手拍子を打ちながら口ずさむ方、それぞれが青春時代に戻ったような気分になり、和やかなムードが醸し出された。

そういえば、前回、グル-プの名前を募集していますと言っていたIさんグループに「スタートライン」という名前が付いたようである。
名づけ親はIさんご自身、曰く「団塊世代の新たなスタートということと、今日一日を大切にして、毎日を新たな気持ちで出発するという前向きな意味合い」を込めているとのこと。
素晴らしいネーミングに感心しながら、今年の締めとなる11月3日のコンサートも楽しみにしていることをお伝えした。

この日は、新潟総合テレビ(NST)より取材が入っており、里山アート展を撮影する予定であったが、雨が止まず、外の撮影は翌日に変更となり、コンサートの方がメインになってしまった。

また、もう一組、映像関係のお客様・新潟ビデオクラブの会長ご夫妻がはじめてお見えになった。以前に、阿賀野川下流のビデを作った事があるそうだが、豊実の景色、特に「霧」を見て、新たに制作意欲が沸いてきたとおっしゃっていた。
まだ、数こそ、少ないが、コスモ夢舞台には、日々新たなスタートと出会いがある。(御沓一敏)