2017.12.15
里山アート展を振り返る
佐藤賢太郎 

ホームページに投稿のあった大塚さん、森英夫さん、御沓さんの文章を読みました。里山アート展はとても意義のあることだと分かります。単に美術的に鑑賞を楽しむだけでなく、人と人を結びつける力があります。文字だけでは、里山アート展の作品にならないと思います。そこにもう一つ工夫が必要です。主催者の私に言わせていただくと、それがアート力だと思うからです。 

以前、藤間さんが一生懸命になって里山アート展に参加しました。私はひらめきました、大塚秀夫さんの作品と組み合わせると素晴らしくなります。すると写真のようになります。今は会うことが少なくなった藤間さんに「ホームページに藤間さんの足跡が掲載されましたよ」と手紙を出しました。いろいろあっても、いつも藤間さんは私に元気に明るく話されます。手に取るようにその心情は解ります。これが人と人を結びつける力です。 

もう一つ、何年か前に阿賀野川が大洪水になりました。水が引けたその足跡を使って、アート作品にしようと考えました。私は「この地面を窓のように額縁のように掘るとアートになります」と森紘一さんに言いました。彼は実行しました。そこがすごいのです。そこから学ぼうとする姿勢が素晴らしいと私は思います。

これは、アートのワークショップ、共同作業です。