2016.09.19
里山アート展に思うこと2
佐藤賢太郎 

里山アート展は私の生きがいになっています。もしかして、我が個展より優先しているかもしれません。歳を重ねても、懸命になっています。勿論、体力、気力とも健康であるからできますが、その生き甲斐があるからこそ健康になっているかもしれません。 

里山アート展を開催することは、もろもろの労働を伴い、相当のエネルギーが必要です。なぜ夢中になれるか。それは、こうした以下の理由によります。

1.一言で言えば、過疎の田舎で理想に生きることであります。

詳しく言えば多岐にわたりますが、アートやイベント開催に人が集まるので、自分が元気でいられる。里山アート展は、創造力の楽しさや自然環境の確保、そして農業にまで繋がっています。それはまた、田舎に活きる、地域活性化にもつながってゆきます。

2.開催には今や、移住者、外国人のウーファ−、もちろん仲間、そして地元の方の応援など多くの方の労働力の結集を必要としています。

3.そのための食事は、家内がいないと、とてもできません。その意味で家内の理解と協力による二人三脚です。

4.すべてが工夫。塩ビパイプ、セメント、廃材、看板、記録写真もアートにしてしまう。例えば、塩ビパイプは田んぼの水量確保のため、蛍が飛びかうために必要ですが、これもアートにしています。

5.明確な理想と実行によってのみ、継続実行を可能にしています。