2012.05.27
社会貢献を果たす体現アート
吉田富久一

今、田植えの時期なのですね。
都会にいると、自然との呼吸を忘れ、
気付かずに日々を過ごしてしまいます。
アートディレクターのフランソアさんが来訪され、田植えをされたようですね。
確かに、田植えのできるアート展は、コスモ夢舞台の他に耳にしたことはありません。
世界に誇れることだと思います。

何よりも「農」という生活からアートが発生するその様は、大地に根ざしたものです。
豊実では野外アート展が行われる必然があり、とても説得力があります。
他の何処の野外展になく、コスモ夢舞台だけにあることです。
きっと、フランソアさんはアートすることの根源の意味を受け取られたことだと思います。

「農とアートの関係」これは我々がやろうとしても、おいそれとは適いません。

ここ一年、根源の問題を考えてきた我々の目からは、はっきりと認められます。
賢太郎さんのアート活動は本物だと。
豊実と言う地に確実に根を張り、社会貢献を果たす体現アートです。

我々にとって、コスモ夢舞台に立ち会い、その片鱗にかかわれることはとても幸せなこと、
感謝いたします。