2018.08.27
受け入れ準備完了
佐藤賢太郎

 里山アート展の価値を理解していただけるのは、EU・ジャパンフェスト日本委員会や助成団体各社、協賛各社他、まだまだ少数だと思います。

そして「農とアート」とはよく聞くテーマですが、本当につなげているのでしょうか。里山アート展はアートと農の変化に対応していかなければ継続できません。

 我われには強い明確な意思があります。過疎地での人口減少化現象の中で新しい夢を創る。賛同する仲間がいる。若者が希望を持てるようにする。このような条件がそろわないとできないと思います。

里山アート展は、それ自体一つの作品でもあります。私は現在、石の彫刻作品ではなく、里山アート展を作っているようなものです。

 無農薬の田んぼ周辺の草刈りは大変であります。それを研修生の二人とそれ以外のさまざまな方に手伝っていただいています。

研修生の一人は、生き方に関心があったから豊実に来たそうですが、「私は何故豊実に来たのだろう?」と自問自答を繰り返したと語っていました。