2006.10.21
里山アート展・進展

作品群の中、ブルーの三角形はこれだけでも作品になるのだが、待ちに待った桐山さんの写真の力作3点が届いたので早速、取り付ける。タイトルは「作品をつくる手」であるが、桐山さんの本物を撮りたいという意図が見事に表現されている。
さらに、大きいので迫力があり、R459沿いからでも十分に見える。佐藤さんも、今年の「里山アート展・大賞だ」と大騒ぎである。写真を屋外においてこのような形で展示するというアイディアの斬新さは、今後にも活かしていけるのではなかろうか。

写真関連で言えば、HPで辿りながら知ったという新潟の33歳の男性から、佐藤さんの所へ1通の手紙が届いた。ふくろう会館の2階ギャラリーで写真展をさせて欲しいとのこと。面談、話し合いの結果、10月20日より11月19日まで開催することになり、昨日、設営が終わった。

アメリカで長い間、勉強してきたという物静かな好青年で、作品も白黒の落ち着いた仕上がりである。
アルバイトをしながら、自分の好きな道を進もうとする若者の姿とかつての自分のことが重なったのであろう、佐藤さんはいろいろな面で懇切丁寧にアドバイスをしていた。

期せずして、埼玉の彫刻家Aさんと同じ30歳前半の若者がコスモ夢舞台という場においてデビューすることになった。こうした若い力も入れながら、ふくろう会館2階の壁の張替えなどもできれば理想的である。
中、高校生の体験学習だけではなく、口幅ったい言い方になるが、テクニックだけではない若手アーチストの育成、発表の場にもなる可能性が出てきたコスモ夢舞台である。

さて、こうなってくると、里山アート展の看板の色褪せが目だってくる。廃材を活用しながら「里山アート展開催中 徒歩5分」と「里山アート展へようこそ」の看板を書き換えた。ちょっと刺激的な感じで仕上がった。
我らが棟梁が何時も言っている「面倒くさがらずに……」ということが何事にも大切なんだなと改めて思った。(K.M)