2012.12.25
冬の料理1
佐藤賢太郎

食は命、まさにそう感じるようになりました。自然の摂理に従って食をとることが健康には大切である。ところがガンになって玄米採食になり、以前と比べものすごく野菜を食べるようになった。

 夏には夏野菜、冬には根菜類、カボチャなどである。冬は陽の食物をとる、それは根菜類である。その一つに大根がある。大根というと大根おろし、みそ汁に入れる具くらいしか思いつかなかった。

 我が家で作る野菜は全て有機無農薬野菜である。勿論健康のため、野菜をおいしく食べるために作っている。その大根料理を何種類も作ってもらった。大根おろし、大根のゆず醤油付け、マヨネーズ和え(生)、ちりめん雑魚と大根を炒めるペペロンチーノ料理、大根味噌汁、切り干し大根料理、にんにくと唐辛子と冷凍大根をいためる料理。みんな味が違う。

かつて大根は春になると捨ててしまったことを覚えている。それが今はこのように料理するから捨てることはなくなった。

根菜というと大好きなトロロ芋、玉ねぎは頻繁に使う。にんじん入りカボチャスープは定番になっている。にんにくはオリーブで炒めて食べる。サトイモの味噌和え。

こうして私は肉、魚、卵乳製品は一切使わない料理を食べさせてもらっている。これが健康の元であり、かつて、こんなに野菜がおいしいと思ったことはなかった。

肉料理を食べると野菜を食べる量はきわめて少ない事が解ってきた。肉は高カロリー、高タンパク質、高脂肪で、これはガンの育成食物であるともいえる。しかも肉を栄養素にするには腎臓、肝臓に負担になると知り、私はそれを避けるようになった。

こうして私は冬の料理をいただくようになった。多くの方は「野菜だけしか食べないのでは体力がないでしょう」と言うがとんでもない。その証拠に体が軽く動きます。何よりホームページにあるように、講演などを開催する気力、行動力が生まれています。