2007.10.22
新秋の味覚

和彩館の秋の美味しいお菓子の出し物の1つに栗の渋皮煮がある。
時々、いただくことがあるが、高級感があって実に甘い。
筆者はこれだけで十分だと思っていたのだが、料理の好きな人は常に新しいものに挑戦したいようで、マキ子さんは「栗茶きん」を作りたいと話していた。

先日、フォークソングコンサートの折、三川(新潟県)からKさんご夫妻がお見えになり、その「栗茶きん」なるものをたくさんお持ちくださった。
やわらかい、さくさく感は初めて口にする食感である。

レシピーを置いていかれたので、早速、自家製の栗で作ってみようということになった。
ところが、温かいうちに調理するという条件が付くので、男性2人も駆り出された。

作るのは大変だが、食べるのは一瞬であるとよく言うが、やってみて、実に手間のかかる作業だということを痛感するとともに、とても、お客様以外は食べてはいけないもののように思えた。
時間と興味のある方は是非、チャレンジしてみてください。(御沓一敏)

「栗茶きん」のレシピー

1・材料(4個分)

 A. 栗            200g

 B. ・砂糖           20g

    ・水           大さじ1

2.作り方(調理時間40分)

@     たっぷりの湯で栗を30分ほどゆでる。

A     @の粗熱が取れたら半分に切り、スプーンで身を取り出す。

温かいうちにつぶす。そのままでも食感が楽しめるが、滑らかにしたい場合は、裏ごしにする

B     耐熱容器にBを入れて混ぜ、ラップなしで電子レンジで30秒加熱し,シロップを作る

C     AにBを少しずつ加えながら混ぜる。

4等分、濡らして固く絞ったふきんで1つずつ茶きんに絞る。