2008.09.21
女子友学生体験学習
佐藤賢太郎

我が家にはほとんど男子生徒の体験学習が多い。珍しく女子生徒の振り分けとなった。実にさまざま生徒たちと触れ合いの時間をもつようになった。男子にはどちらかというと労働?時間が多く厳しくする場合が多い。女子は今年2回目であるがそのときそのときの空気というか性格に応じてカリキュラム?を与える。トイレ掃除もするし薪割りもする。私が教師のときは一本調子であった。今から思えば実に柔軟さがなかった教師であった。今教師を辞めて彫刻家になった。さらにコスモ夢舞台という夢を実現するにはいろんな方々と付き合うことが多くなってからか、子供たちともその子に応じて対応できるようになってきた。

しかし挨拶や、辛抱や、汗を流すことの大切さ、夢をもつこと、友の大切さは労働を終えた後の夕食などに一貫して話をしている。今回は河原に行って石を30個運んだ。アート作品の原材料集めである。草刈、風呂掃除、床掃除、杉の葉集め、その道中で豆トラックによるドライブも楽しんだ。

今回の生徒たちは食べた後の食器を流し台に片付けるだけでなく、進んで食器を洗ってくれました。とても可愛らしく思えた家内でした。さて学校から買い物に連れてゆくようにと連絡があり狐の嫁入り屋敷に連れて行った。3人は狐のグッツを買った。もう一人はなんと私の著書「ギリシャからの手紙」の本を買った。帰ったまもなくその子から「本を読み始めました。」とたどたどしい文字で書かれていたことが私には嬉しかった。そして家内はそのお母さんに電話したところとてもお母さんともども喜んでいたようだった。

   その子は和彩館に帰るとリキと遊んでいることが多かった。リキは今ではものすごい人気もので我が家の重要な体験学習のスッタフになってしまった。