2015.07.03
私の地方創生への提案
佐藤賢太郎

 私は2006年に、埼玉県から住民票を郷里に移しました。郷里は限界集落寸前です。それまで、私は埼玉県から通いながら仲間とともに郷里にある建物を生かし、美術館や食事処、泊まるところもなどをリフォームして8つ程造って来ました。そして、ビオトープや景観を整備し、里山アート展など地元を巻き込む各種のイベントを開催してきました。

 しかし、いまだ若者の定着や収益になる事業となっていません。このコスモ夢舞台を作った首都圏に住む仲間も高齢化してきました。そんななかで、コスモ夢舞台のこれからの進展と地域活性化には若者の定着が必須となってまいりました。

芸能イベントを継続している中で、若者たちがこの環境は素晴らしいと言い出だしています。しかし、生活する収入になる糧がないことがネックとなっています。

 若者に住んでもらうためには、コスモ夢舞台に感動する彼らのような人を集めることが必要です。本人が最も芸能発表で自分らしい生き方をする。生活の裏打ちは農業(後継者不足の現実を補う)、ビオトープガイド、山道のガイド、体験受学習の受け入れをする。これらのことはいやいやする仕事ではなく、自分が感銘する生き方なのです。そして年収より生き方に価値を置くことを狙いにしています。彼らの住まいにもサポートする必要があります。

これらによって共感する 若者が若者を呼び寄せる力になると思います。

そのためには、里山アート展や芸能発表、ビオトープ鑑賞するための駐車場がどうしても必要です。首都圏から何回かバスで、この地に見学に来られるツアーもありました。しかし、近くにバスや車を止めるところがなく不自由しています。これまでのように、道路に車を停めることは危険でもあります。もちろん、この駐車場は野菜、米、山菜等の物販やさまざまなイベント広場にも使用する計画です。これが地方創生の私の実践的計画です。