2017.08.01
百聞は一見に如かず
佐藤賢太郎 

29日に現地豊実に来られた会員だけが、現状の変容を理解していただけたと思います。 

展示館、ホスト館の様変わりを見て頂きました。外国人ウーファーと直接話し、あるいは体験学習の中学生と接し、イベント出演者とステージの準備、後片づけをしました。

それに夜は、8月8日に向けたプレゼンテーションのリハーサルを展示館会議室で行いました。芝浦工大で1時間行った講演を10分の制限時間で行います。そのために全力で取り組んでまいりました。その日に向けてすべて真剣勝負であり、ホームページでは掲載されない出来事もありました。何と言っても、直に触れることで見えてくることがあります。「百聞は一見に如かず」まさにそうだと思います。 

今回の「奥阿賀・魅力ある野外舞台」は、一度に違う方々を迎え入れて行ったこれまでにないイベントです。とくにイベント出演者は予想もしていない人数で来られました。受け入れ側にとっても食事係としても大変なことです。家内は聞いていないと私に文句を言いながらも、よく受け入れてくれました。 

イベントを何年も続けることは実に大変なことです。気力、体力、がどうしても必要です。私は今が最高の時と思っています。なぜならば、それは創造性が冴えているからです。それも理想を口先で語るのではできない事ばかりです。

森紘一さんも話していた通り、この先どの様に利用し、夢が膨らんでゆくのかと思いますが、会員の多くの方の気力、体力の減少を感じます。ですから展示館もホスト館のリフォームもやれる人でやるしかない現状です。そこでは、ウーファーが欠かせない貴重な存在になります。 

人間にとって何が大切なのか、お金は必要です。しかしお金持ちになっても、社会的地位が高くても、必ずしも人間は幸せとは言えません。そのあたりに、外国人ウーファが豊実に来訪される訳があると思います。

今は体力、気力が減退していますが、夢があったあの頃の映像を元に、それをまとめて夢を膨らませより善く前進させて行きます。この秋どの様な物語になるか私にもわかりませんが、人を生かし、物を生かし、その時々によって変えてゆくだろうと思います。それを指してか外国の若いウーファーは私の事を若い考え方だと感心しています。

私はその意気込みでプレゼンテーションするつもりです。願いが達したら、皆さんで何度でも祝宴をしたいものです。

百聞は一見に如かず