2014.10.04
泉田県知事を迎えて
佐藤賢太郎
里山アート展初日のイベントを終えて翌日(10月5日)、県知事をお迎えすることとなった。
「大変ご多忙な県知事さんにお出でいただくことは、私たちにとって光栄であります。お忙しいところありがとうございます。お久しぶりでございます」と申し上げますと、気さくに握手をしてくださいました。
有難いことに、村の方が全員でお迎えくださいました。勿論コスモ夢舞台の仲間も、お迎えすることに。知事さんは、村の方、コスモ夢舞台の仲間、そして母に挨拶してくださり、神田議員、清田議員、区長さんにも挨拶してくださいました。さらに、我が家に滞在しているアメリカ人のブルックさんとも少しお話をされました。
早速、里山アート展に関して「“アートで何ができるか”から“アートと生活”というテーマに今年から取り組みました。この家の壁面に絵を描くのも里山アート展の作品の一つであります。家の壁面に絵を描き、それによって人々は何を感じるだろうか、新しい風を送ることができるのではないなかろうか、そんな思いを込めました」と語りました。
次に、滔滔亭の「宇宙」を見て頂きました。知事さんは興味深く室内をご覧になられ、ピザの専門亭ですと申しあげましたところ「いつ営業されているのですか?」とお尋ねになりました。
私は「予約制ですが、是非おいでください」と申し上げました。
さらに「蔵・銀河」縄文館も、ご覧いただきました。
その後田圃に移動しまして、「里山アート展の会場をご案内させて頂きました。「この田圃はメダカの棲む田圃で、無農薬田んぼです。このアート展の参加者は、小学生から大学生、障害者、素人、プロと自由参加です。田んぼのあぜ道に石畳を敷きました。車いすでも見学できるようにし、遊びの空間、障害者の絵とトイレットペーパー販売などのコーナーも設けました」そんなご説明をしましたが、知事からは、「異空間を感じると」おっしゃっていただきました。
「阿賀町でも豊実を知らない方がいらっしゃいますが、外国人の方がここを選んでこられます。面白い現象です。それによって多くの方が元気になり集まってきます」そんなことを申し上げました。
さて、ぬいぐるみ投げや棒倒しなど、創造力をつける遊びの空間では、実際に田んぼの中に革靴で入って頂き、体験していただきました。その後に、ビオトープの整備したメダカの川も見て頂きました。
最後に、「自然との共生、人間との共生、助けあうことそれが地方創生であると思います」そんなことを申し上げましたが、「解りました」と言っていただき、笑顔でお別れすることになりました。
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