2012.05.19
公益信託にいがたサポートファンド採択
佐藤賢太郎

この度、ありがたくも「平成24年度公益信託にいがたサポートファンド」の助成がコスモ夢舞台に決定いたしました。

田んぼ夢舞台公園化に向けたハード整備事業の助成金です。めったにない助成であります。私は小宮 和巳さんと新潟県庁に出向き、地域振興に向けてコスモ夢舞台はこのように企画行動しますとプレゼンテーションしてまいりました。

運営委員の方々から「夢がありますね」と異口同音の反響をいただきました。昨年は認可されなかっただけに嬉しいものでした。

助成金をいただくには、それなりのプランと理念、そして粘り強い行動力と事務処理能力が必要です。

私は過疎の郷里に帰り、仲間と夢舞台つくりを進めてまいりました。そのうち、環境問題や地域の活性化も視野に入ってきました。そこでビオトープつくりに乗り出し、捨て去られる田んぼの活用と農の価値や自然の大切さを理解していただこうと構想を深めてまいりました。

 一昨年23年度合併市町村住民組織活性化支援事業に続き今回また、公的機関から我われの構想が認められたことは嬉しい限りであります。

思えば、指のけがやさまざまな困難がありましたが、一歩一歩天から、神からの応援をいただいているように思えてなりません。

毎日コスモ夢舞台の現地でいる私は、自然、アート、ビオトープ、農などを考えるコスモ夢舞台つくりに励んでいます。なかでも、それらをうまく動かすには水管理が重要であります、無農薬有機米つくりの難しさに苦労しております。

 それに例えば、なぜ石畳を敷くのかというと、ビオトープや田んぼ公園は魅力的な歩道があると人は見てくれるからです。また、今日までお金をかけずにできてきたのは、夢を共有する友がいるからです。そして即、動いてくれる仲間が必要です。材料が集まり資金が集まれば、確実に現代の桃源郷つくりは進みます。この公園つくりは、私ばかりか参加した方々には生涯の自分史になるでしょう。

もちろんこの事業は、私個人の趣味範囲を超えています。いろいろな方のご協力によって、成り立っていることはいうまでもありません。ともあれ公益信託サポートファンド採択になり、一層夢をもって事業を始めます。最後になりましたがコスモ夢舞台を採択してくださった運営委員の方々に感謝申し上げます。