2009.05.14 
コスモ夢舞台の骨子とふくろう会を考える
佐藤賢太郎

5月5日、歌声喫茶に50名と演出者10名が相集い、お陰さまで盛況裏に幕を閉じました。新潟、会津、関東から人々が集まり大いに歌いました。

さてその後日、加茂市から歌声喫茶に参加された年配の方が、地元の方からワラビをいただいたのでと、お土産を持って再訪問してくださいました。その折、私はその方に桃源の湯に入っていただいた。
   入浴後、人生を重ねられたその方はいたく感動され、どうしてこのような風呂を作ることができたのかと尋ねられた。

私は「特別この風呂つくりのためにお金を集めて作ったのではありません。使われていない原野に私有地があり、不思議と眠っていた資材が無償でここに集まり、そして建物を作ってくれる仲間がいて、一つ一つコスモ夢舞台の建物群が作られてきました。その一つがこの桃源の湯です。すべて、ボランティア参加により、13年掛けて作られました。物を無駄にしないで生かして使う、それが楽しいと思います。」と説明しました。それを聞いてその方は「夢を持つと、そういう素晴らしい人が集まるのですね」とただただ感心されていました。この仲間がいてこそ夢が実現するし、私は生かされていることを実感しています。

 ふくろう会への参加の仕方は年々変化してきました。そして新会員に加わる方、退会される方とさまざまです。私は会員をふやすことを目的とせず、何処までも新たな夢を描いていこうと思います。幸せはお金だけで得られるものではないこと、効率第一主義が進む現代にあって「人との共生、自然との共生、もったいないを考える」そんなコスモ夢舞台つくりをめざしています。

ふくろう会会員は、生活スタイルが違うさまざまな方の集まりです。皆それぞれに特技も違います。違うからこそ、一人ひとりが輝くことができると思います。会員同士共通する価値観はあるものの、皆同じ考えではありません。だから自分の考えを自由に言っていただきたいと思います。意見の違いも生じるでしょうがそれは必要であり、話し合い、お互い学んでいけばよいと考えています。

 少し堅苦しいと思われるかも知れませんが、コスモ夢舞台を継続前進するために、私自身の努力目標として次の5点を考えています。

1.積極的に生きる。2.和して生きる。3.人のために生きる。4.折り目正しく生きる。5.楽天的に生きる。