2009.01.03
地域再生に向かう
佐藤賢太郎

明けましておめでとうございます。この言葉は良い年にお互い励ましあう良い言霊でしょうか。
  さて昨年は仲間によってコスモ夢舞台の夢を求め続けられました。何よりも感謝なことでありました。人と人の繋がりが幸せなことです。

アメリカの実在のない利潤追求によって100年に一度の不況にみまわれ世界中が混乱しております。だからこそ、そんなあり方に終止符を打ち大切なのは何かと見直さざるを得ない時代になりつつあるのだと思います。日本においてもトヨタをはじめとしてまさに困難を極めているのであります。高度成長時代から地方は疲弊して首都中心になって今日に及んでおりますが、地域があって国が成り立つのでありますが、その地域再生を今求められています。紅葉の葉っぱによって地域お越しをされた例にあるように、それぞれに自力によって取り組んでいる地域もあります。

 それにしてもなにを求めてどこ向かおうとするのかその構想がしっかりしていないと、ゴールが経済的成功になってしまうのでないか。「ほんまよしひと」さんは地域再生するには人権の保障、経済的自立、自然との共生といっている。誤解のいないように人権の保障とは医療や交通、建物つまり人間の文化的暮らしのことであります。 コスモ夢舞台はまさに地域再生にありそして、複合的でありますが自然との共生を先ず焦点に取り組んでおります。しかも地元の人間だけで成し遂げるということではない、人の生き方にそうあるべきだと共感するグループが夢を実現する為、人の和、信じる力を源泉にして、大げさですが仲間は地域を越え日本のあり方まで語らい実践し自分史も作ろうとしているところにあると思います。

 私たちの仲間の和から地域に広げてよいものは善いと力を出し合うようになること、これは全国各地でも地域再生に必要な受け入れ精神だと思う。

 農業のあり方林業のあり方、教育のあり方、企業のありまた、行政のあり方、医療のあり方みんなみんな見直すべきだと思う。そしてアート展だってそうだと思う。

 ところで私は村の初会合で区長さんは村やがても限界集落になりますとありました。そして区長さんに誘われ2次会に参加しました。その席で毎年苦言を呈していただいておりますがこの日も定番のように、賢太郎さんが人の土地にアジサイを植えるのはどうかな反対と言う方いいという方があった。少し大きい声で「黙って、では言わせてもらいます。ごみは捨てられ草ぼうぼうとする、暗闇のような雑林をあのままで魅力ある故郷になるのか、限界集落といわれ、誰が戻ってくるのか。私は経済的なことだけ考えていたら関東から帰ってこなかった。捨ててならないものもある、誰かが夢をつくること、そう思って友人の力を頂き歩んできた。
 私はふるさとに魅力あるところを作らなければもどっては来ないでないか」とうとう言った。ぼうぼうでも自然がいいと言う方もいたが大方「賢太郎さんのやっていることは正しい、あれだけ人が来るのだから、テレビ、日新聞にも豊実が載るもあんたのお陰である。でもその構想を自分だけで勝手にしないで村の人に言って欲しい、すると誰も反対はしない賛成するよ」とのこの言葉に笑顔で握手を交わし、早速11日に村の皆様の前で話をすることにしました。
 
  しかし本当に新しい動きになりそうです。町長さんも、外交辞令でしょうが、
ある席の挨拶で「佐藤賢太郎さんの存在が核となって地域再生になろうとしている」とも言っていただいたスタートでした。今年のスケジュール予定を一覧に致しました。独善的にならないように計画表に是非皆さんのよりよいご意見がありましたら仲間に限らず提言してください。修正はいくらでもいたします。
提言すると
いうのもかなりのエネルギーを必要としますがご尽力願います。