2010.06.11
創造プラン3
佐藤賢太郎

安全、安心、美味しい食を提供するところには人が集まる要素があります。その現地を見ること、しかも希望があれば参加することができる。有機肥料などを使い、EM菌による化学消毒をしない野菜つくり。それに、蕨、みずな、たらの芽といった季節の旬な山菜取りもコースに組み込むことにしよう。

それを直ぐに料理にして食する。言葉で言うのは簡単ですが、受け入れ態勢をつくることは容易なことではありません。すべて手を入れなければならない、そして案内人もいなければならない。

笹の葉は和彩館の名物、押し寿司の大切な葉である。それを採取するところはかつて道路であった場所で、その形跡を見るのも興味がある。以前はこんなところを人が通っていたことに誰もが驚くだろう。

また田んぼ再発見として、かつて田んぼがこのような所まで作られていたという場所に案内をする。既に原野になってしまったところを水溜りにして水芭蕉を植えたところ、そこにはたくさんのおたまじゃくしが生息していました。また別の田んぼ再発見の場所には笹の葉が群生していました。以上、少しハードなコースですがこれも面白い体験コースです。こうして、できるところから夢をもって工夫すれば創造プランはいくらでも出てきます。

以上、いずれにしても自然を体感するもので、ここでできることから、今までの創造プランをまとめて箇条書きにあげてみます。

1.                                 1.アートや芸能に参加、鑑賞するコース(里山アート展、田んぼ夢舞台祭り)    

2.石碑を訪ねるコース(文学、歴史を学ぶ)

3.自然に触れるコース(ビオトープ、森林鑑賞、自然散策)

4.食と農を考え、作業体験するコース(食再発見)