2011.02.12
本物と向き合う4
佐藤賢太郎

見えないものが見えるとき

人間には目に見えるものと見えないものがあります。たとえば、見えるものとして玄米があり、見えないものは心です。見えないものを見えるものにするにはどうするか、それにはまず行動を起こすことが大事なようです。

玄米が体にものすごく良いらしいということは分かっていますが、目には見えません。行動することによって見えてきます。信じられない方もいるでしょうが、それは直接見えないからです。

信じると言うことは見えない心の世界です。現代は科学文明によって、見えないものは何も信じられない時代でもあります。

私は玄米菜食をするようになり、今までどうしても減らなかった体重が減ってきました。77キロ余が715キロです。2月末には70キロになるでしょう。勿論、脂肪や余分なカロリーは摂らなくなったからです。高血圧のための薬はやめましたが、そんなに影響はありません。高血圧の薬はいったん飲みはじめるとやめられないというがそうでもないようです。それに体が軽くなり動きやすくなりました。

また、半身浴はとても良いと何十年も前から聞いていましたが、私も1週間前からはじめました。初めはとても寒くて温まらないと思っていました。ところが45分くらい湯船に入っていると、汗が出るようになりました。浴槽では本を読んでいます。こんなことはありえないことでしたが、これも治療です。病気との戦いとは思っていません、以前よりより健康になるための真剣勝負です。

そしてまだ日は浅いのですが、私の額は光っています。肉も魚も果物も食べていないということが、信じられないのではないでしょうか。

つまりこれは、行動によって見えないものが見えてくる現象だと思います。免疫力にしても見えない世界です。しかし、このように結果がついてくれば見えるものになるのではないでしょうか。

現代人は免疫力をつけたいと思っても、行動する力が不足しているのだと思います。でも、世の中には行動する人もたくさんいるようで、その人たちだけが見えないものが見えているのでしょう。心が高まれば免疫力が高まる、もっと高度になると宗教の世界に入るのでしょうか。分かる部分もありますが、まだ充分納得はできません。

  私は失うことによって、見えてくる世界が少し分かりはじめてまいりました。「本物と向き合う」ことの大切さは、こんなところにもあるのだろうと思います。そして、コスモ夢舞台も見えない世界から少しずつ見えはじめてきた、まさに現在進行形ということではないかと思います。