2015.06.29
蛍音楽祭の出会い2
佐藤賢太郎 

生々流転する一切は、宇宙に生まれて消滅する繰り返し。私たち人間も宇宙に生かされている、それは宇宙の法則。小さく言えば、自然の摂理に生かされている、とも言い換えられるのではないか。

磁石のように陽と陰は引きつけあう、これも宇宙の法則。男と女を引きつけあうのもその一つです。 

私は郷里に帰り里山アート展を開催し、田んぼ夢舞台祭り、蛍音楽祭を企画しました。これまで、何れも多くの方との出会いをいただき、感動をいただいてきました。

第3回の蛍音楽祭でも多くの人と、感動ある出会いをいただきました。それは、昨日まで全く知らない方々であった。でも、心が動く新しい感動である。人間は慣れたことには動くが、新しい試みには動きが鈍い傾向がある、それでは感動は生まれにくいと思う。 

私は「来たバスに乗れ」の心意気で自分の人生に挑戦してきた。例えば彫刻家になること、がんを治すこと、ギリシャに行くことも挑戦であった。

 ところで、懇親会では多くの若い出演者と話し合うことができました。皆さんから、それぞれ素晴らしい発言がありました。そして真剣に生きようとしていました。出演者の中にはプロとして歌っている方もいましたが、全員と言っていいほど「この環境は素晴らしかった。エネルギーを与えてもらえる何かを感じます」と異口同音に話されました。

また、誘われて来たという方の中にOさんという女性がいました。初対面でありましたが、魅力ある方でした。彼女は農業をしながら、しかも心を磨くことに関心があるそうで、阿賀町で行われる10月25日の私の講演会に関心をもってくださいました。

懇親会は深夜まで続きました。私は10時になったので、先に寝ることにしました。家内は12時まで付き合ったようで、床に就いたのは午前2時だそうです。つまり、それだけ若い方との交流に、全員が盛り上がったということのようです。