2020.12.22
7つ目の宝
佐藤賢太郎

 これは私の宝の部屋に飾られた写真です。これは私の自己満足ですが、私にとっては大切な縁の人です。縁というのは限られた命の中で結ばれた人間関係です。そして私の作品を最大限に生かしてくれた人です。

私は手紙を額に入れようかと思った。しかし掛け軸にしました。どうせ燃やすなら掛け軸を最大限に生かそうと思ったからです。
 たまたま、引き出しに残っていたのが牡丹の掛け軸でした。牡丹の花が印象的です。それは私の彫刻を引き出したような花です。
 私は生活の中にアートを取り入れるのがとても面白い。最近思いっきりが良くなりました。このでき上りは満足できるものでありませんが、掛け軸を活かすという点ではいいのでないかと思います。
 手紙の内容と生い立ちと出会いです。