2018.07.06
映画をつくる大学生
佐藤賢太郎 

岡崎の高村さんを新潟空港に送り、帰りに研修生の吉田麻希さんを車に乗せた。道々いろんなことを話しました。

  その時、既にスペインのウーファー親子が滞在していた。そして蛍の舞う光景も見せることができました。

翌日、私は吉田さんに田んぼの草取りを依頼し、午後は石舞台の屋根つくりも手伝っていただきました。話が通じることはとても楽しいものです。

翌朝、私が新聞を見ていると彼女は「新潟日報ですか?」と聞くのです。その文化欄に吉田さんが載っておりました。

彼女はどうしてもやり残しが気になり、それをやり終えるために「もう一度、来させていただいていいですか」と言いました。私たちは受け入れました。素直な態度が気に入ったのです。

私たちは、そもそも映画つくりで知り合いになりました。彼女も覚えていなかったのですが、私の所に来てみたいと言って研修生になりました。

「映画つくりをしているようですが、もう映画は始まっているようなものです」と、迎えの道中、私は車の中で彼女に話しました。

「脚本、演出をしているようなものです」とも言いました。

彼女は超スピードで新潟に帰ることになった。この続きはどうなるか分かりません。短編映画のようです。