2019.11.6
軽トラックにクレーンを
佐藤賢太郎

 マフラーを新品にして35万円、リフトゲートに9万円のお金をかけた2トン車は、しかし駄目であった。15年使っていたその車を手放した。今では里山アート展の作品をほとんど積むようになっていた。
 そこで、今度は軽トラックにクレーンを取り付けることにした。時崎さんにお願いしましたが、私が描いた設計図では、穴をあける位置、基準が解らないと返答がありました。私は大学時代に図面を描いた経験があったが、いい加減な設計図を描いたので解らないであろう。床の下にエンジンがあり、穴をあける位置の具合が悪く、設計図は二転三転した。果たしてどうなるか解らない。そしてクレーンも少し変更する。滑車を詰めることにした。その滑車もコンバインから外して使うのです。コンバインもリサイクルです。溶接技術も必要です。何でもできなければなりません。

 ところで、朝の勉強会で、世の中が平和になり豊かになると、「ゆとり」や「余暇」が生まれ、余暇は遊びを産み、その遊びの中から「文化」が育ったと学びました。

 古代において「遊ぶ」とは崇高なこと、清らかないことを行うことであった。すると、里山アート展や国際アートフェスタも崇高な遊びであります。ある意味では、コスモ夢舞台の活動もそうではないでしょうか。

 捨ててしまうようなコンバインをもったいないので活かします。そこで、懸命になってリサイクルするのが私は楽しいのです。