2022.2.22
雪の重み
佐藤賢太郎

土蔵の屋根が折れた。雪の重みで折れたのである。
それを知らせてくれたのは古山さんであった。それは
北側の屋根であった。北側は寒くて雪が落ちないから
である。春になったら大工さんに頼んで、本格的に直さ
なければならない。ともかく応急処置で修理しないとい
けなくなった。それを手伝ってくれたのは古山さんでした。
とても私一人ではできない仕事であった。73歳にもな
ると段々動きが悪くなる私であるが、わたしより年上の
古山さんはその才能がある。

ところで悠悠亭を森林美にするため、杉丸太を間伐しなければならないと思っていた。伐採すれば林はもっときれいになるでしょう。四角の角材より丸太の方が強いといわれている。これを冬の仕事にしようと思う。兎も角、今年の冬は忙しい。この修理のために「春のコレクション展」の打ち合わせを引き延ばしていただいた。

歳を重ねると体力が衰える、パソコンの文字などの打ち間違いが多くなった。しかしまだ、幸いなことにアートやワークショップなどの発想は衰えないようだ。