2006.12.24
竹中正男
ギリシアの感想

ギリシアの手紙で、帰国、相手の土俵で相撲を取る P175、を読んで、・・・その下り文に、慣れた生活を一切捨て、自分の思う様にならない中で、暮らす体験は貴重であった。
人はみな自分の価値観が通用するところ、住み慣れた世界に、居る方が快適なはずである。動物も慣れた所にいたがるが、それは本能的に身を守るためなのであろう。・・・と書かれてある。

会社の中でも、人事異動で他所に転出したりするし、僕もこの秋新潟の豊実でお世話になったし、豊実に中学生の体験学習が多く有ったし、これは生きて行く上で、良いことのため、進んでやると、佐藤様が言うように、終わってみれば、互いに再会を約す間柄となり、作品もとても喜んで戴ける結果となった、とある。・・・まあ、この様に良いこと、ずくめは、大変有り難い。

・・・良くない事の交渉も、人生のたまに、有るかも知れない。
イラクの自衛隊派遣や、北朝鮮とのヒル国務次官補サイドの交渉、スタディライフ、等
これらは自分の価値観が通用しないし、非快適である。

奥会津書房のイザベラバ−ドの会津紀行も、読んで居ますが、北国の会津に向かう感想と、津川迄の旅程が書かれていますが、
英国人の異人さんを、村の衆が一目見ようと、押し掛けたり、蝦・か、に食われたりと、
馬に乗り、峻険な山道を移動、雨降りで、腰も痛く、と書いて有った。・・・こういう事で明治時代の初年に旅されたが、村の人は皆親切で、良かったと、有った。