2020.5.23
ワークショップ
佐藤賢太郎

 アートフェスタでワークショップを何にするか? これを考えるのが私の役目である。
  「そうだ! 手漕ぎ船に自由に絵を描いていただくのが良い」と思った。自由に描いてよいと言っても、なかなか描けないのが現状です。文字を書くのが一般的である。
 感動する絵が描けないなら、面白い絵を描く長田さんの絵を模倣したらよいと思いついた。しかしそれもできないのが現状であった。思うに、自分の絵ではないからか。

 私は上手な絵(?)を描いてとは言っていない。思い切って描いてみる、それだけでいい。その気持ちが大切だと思います。
 うまく描こうとするから描けないのではないか。他人を意識するから描けない。
 人の絵を模倣するのも難しい。なぜなら、デッサン力がないと模倣もできないからです。アレンジするのはもっと難しい。
 しかし何度も描いていると、ある程度描けるようになります。それをプロと言います。
マネをすることは、変なプライドが許さないという人もいる。そこで「私には才能がない」とか「私は絵が苦手」となります。
 その点、コスモ夢舞台の仲間は16年間毎年訓練していると思う。

 改めてワークショップの絵を見ました。なかなか良いではないか。小さい子供がわけもなく描いているのが良かった。こういう体験が子供の時、必要ではないかと思った。大人も子供も、このような体験をすることがワークショップではないでしょうか。
 私は子供のようになんでもアートにしてしまいます。きっと、長田先生もそうかもしれません。