2020.5.19
予定通りワークショップ実施
佐藤賢太郎

 第2回アートフェスタの記録集が出来上がった。博進堂のレイアウトのもとで最大限努力してできた冊子です。花を添えるように、素晴らしい文章を古木修治さんや遠藤由美子さんに書いていただきました。ところでコロナのことがあり、心配して事務方がワークショップを止めようと私に言いました。私はやめる気はありません。

 なぜなら、準備から人集め、そして毎日通って道を作り、作品つくりをしたからです。ワークショップの準備のため五泉市まで出かけ、こぐ船を入手しました。そしてペンキも手に入れました。
 すると、「18日のワークショップはありますか、行きたいです」と電話がありました。「子供も参加してください」と私は喜んで言いました。

 参加した方には全員に冊子(記録誌)を差し上げます。常識的な考えではこのフェスタはできませんでした。諸々の事務処理は事務方にお願いしています。また、襖文字の合作「行く河の流れも」普通はできなかったでしょう。ガンを治す意気込みの人を今も尊敬しています。
 その方からハガキをいただきました。「あなたのアイデア、発想を生かせなかったことを大変申し訳なく思っております。」それに対して家内は「まともに受けてはなりません」と言います。私はまともに受けます。
 東北電力助成金プログラムもこれが最後と決心して、3度目の挑戦をします。全てやるのは私です。この精神でアートフェスタに向かっています。それに鳥獣戯画の「門」の行き先がほぼ、決まりました。
 私の作品に縁があった方で、そうした方に持っていただくことが一番だと思っています。