2012.12.22
EU・ジャパンフェスト日本委員会のレセプション
森 紘一

 昨日(12/21)は冬至、まだまだ日没も早い。待ち合わせた古田さんと地下鉄半蔵門駅を出ると師走の風は冷たかった。駅からほど近いオフィスの会場には三々五々と人びとが集まりはじめていた。 

2012年の欧州文化首都スロヴェニアの‘子守唄’に続いて、讃美歌(112番)の‘諸人こぞりて’を全員で合唱しながら会は進められていった。

 目下、ダイエット中という古木事務局長は以前よりも大分スマートで表情も明るく、ローストビーフを切る手つきも軽やかに見えた。いつもお世話になっている長谷川さん、箱田さん、佐伯さんのかいがいしい働きには、毎度のことながら頭が下がる。 

関係する大使館、支援業界団体、助成を受けている団体や個人が一堂に会する年末のレセプションは、我われにとって願ってもない交流の機会である。 

会場で、奥会津書房の遠藤代表、和歌山芸術文化支援協会の井上理事長とお会いできたのはラッキーだった。今年の里山アート展への協賛出品「みんなで繋がる」の掲載されたパネル前で、話は勢い和歌山のげんき海(かい)プロジェクトに及んだ。

EU・ジャパンフェスト日本委員会を介して繋がった団体や個人が相互乗り入れしていくことは発展形であると思う。そのことをEU側も喜んで下さっていることが、また嬉しい。我孫子野外美術協会の江上会長とも、そんな地域交流のテーマを話し合うことができた。 

宴も半ばを過ぎたころ、改めて遠藤さんに来年2月に予定されている大倉山記念館の「佐藤賢太郎講演会」の経緯をお話した。さらに、新潟大学ダブルホーム・Gグループの若者たちとの交流について説明を重ねた。少なからず関心をもたれたようで心強い。 

その後も、むせ返るような会場で「コスモ夢舞台の方ですね」と何人かの方に声をかけられた。「佐藤さんはお元気ですか?」「佐藤さんによろしくお伝え下さい」という皆さんの笑顔が温かかった。 

古木さんとスタッフの皆さんに、古田さんともども「来年もよろしくお願いいたします!」と心からお礼を述べて会場を後にした。