2015.09.08
田んぼにスロープ完成
佐藤賢太郎

夜半は雨であった、その日の天気予報は雨模様であったが工事決行。雨でも絶対やり抜く強い意志があったためか、天を味方つけ、雨は降らずに、工事終了。

念願の、夢の車イスで田んぼ全体を通行できるスロープが完成した。夢を実現しようとする意志があれば困難はあっても道は開けることを感じた。

苦労をしての完成であった。まず予算を確保して、そしてやれるところは自分で行い、ようやく完成しました。そんな私に、夕食の時、大野さんは本音で「これほど人生で苦しかったことはなった」と言われた。歳を重ねてよほど苦しかったのであろう。まだまだ大野さんに対して配慮が足りないというか、私の人間ができていないというか、限界を感じた。ただ私は普通ではこのことを含めて、できない事と思う。

振り返りながら本日、ここまで、理想を実現するまでには口先でできることは何もなく、動いて、動いて、働きかけ、人の調和を必要でした。私の夢追求の行動は命の限り、続きます。そして思うことは、言葉が全て人の意思の疎通を図れるものでなく、行動ことその人の心、真実なのかと思います。言ったことは実行すること、それが人間の真摯な姿なのでないかと思います。

もちろん今日ある夢実現は、仲間がいてと思う。しかし本音で言う大野さんや大塚さんの言葉からさまざま考え決断しようと思います。時は刻々変わり、人の心も変わります。賛同する方、そうでない方もいるのは致し方ないことであります。そしてこのことを仲間に真摯に話さなければと思いました。