2012.12.17
ダブルホームシンポジウム
佐藤賢太郎

12月15日(土)、昨年に続き新潟大学でダブルホームシンポジウムが開催され、コスモ夢舞台会員の小宮和巳さんと私が参加しました。

シンポジウムへの参加は、大学生との人間関係を深めコスモ夢舞台が進化するためには必要な交流の場と認識しておりました。

学長は学生が地域の皆様との交流を通じて人間力を高め、人間性豊かな社会人に育ってくれることを願っております。そしてダブルホーム制では、地域の皆様が持つ「教育力」を大いに活用させていただくことを主眼に置いております、と語っております。

コスモ夢舞台も若い世代に理解していただくことが何よりも大切なことだと思ってお

ります。今回のシンポジウムのテーマは「新たな繋がりをつくるために」であり、まさしく求めるところで、開会の挨拶のあと分科会会場に移りました。

大学生、教職員と地域の意見交換をしました。「学生はダブルホームから何を得たいのか?」との質問に、大学で学べないことを学びたい、人間的な向上を目指したい、地域の役に立ちたい、達成感を喜びにしたい、などの声がありました。また、1万人の学生のうちダブルホームへの参加者が200人台と少ないのはなぜかなどの意見も出されました。職員の意見として、地域の受け入れの拡がりを求めることなども活発に討議されました。

全大会では地域との情報交流はどうすべきか問われました。私は参加した学生に感想を書いていただき、ホームページに掲載してゆくことが大切で、できるところから進めていますと意見を申しあげました。職員との意見交換もでき、一歩進みました。学生、大学との関係は、言葉より実践がまず大事であり、まだまだこれからであるとも思いました。

その後、懇親会に参加して人間関係を深めることができ、とても有意義であったと思います。